一元化野菜
土壌から食卓まで 安全・健康・美味しさを
私たちは、野菜を栽培する土壌(畑)から、栽培に必要となるすべての資材(種子・肥料など)を自社グループにて取り扱っております。グループ内で管理し、責任を持って大切に育てた野菜の収穫・加工もまた、自社にて行っております。つまり、すべての工程で使用している資材も明確で、誰がどのように作っているのか、元から管理することでトレーサビリティーを実現しております。

そして今、このトレーサビリティーは食品メーカーにとって必要不可欠なキーワードともなっております。私たちは、ただ単に「トレーサビリティーが可能であればよい」とは思っておりません。問題が起こってからトレーサビリティーを利用するのではなく、問題自体を根本から未然に防ぐために、すべての工程・必要資材をグループ内で扱うという「一元化総合作物管理システム」を構築しているのです。私たちは、これからも品質管理に一層の努力をし、安心・安全な商品を皆さまの元へお届けいたします。

トレーサビリティーとは…
「追跡可能性」などといわれ、製品の生産・加工・流通の各段階において、製造者・販売元などを記録保管することをいいます。問題があった際に、どこの部分がいけなかったのか、すぐに履歴を追うことができるため、速やかな問題解決につながります。


一元化野菜6つのポイント
現在の野菜は、昔と比べ栄養素がなんと1/4しか含まれていないと言われています。
これは、過度に「形」「色」「早さ」「数量」などを追及するなど、不自然な育て方をされてきたことが原因となっております。私たちは、「味」や「栄養」などの内的要素を重視する事を第一に考えております。そこで、野菜ごとの性質を生かしながら負担をかけずに、野菜本来の力で元気に育ってもらうことを念頭に栽培に取り組んでいます。


1.土壌改良について
私たちが、まず一番初めにすることといえば、畑の「土壌診断」なのです。 土の中に、野菜の生育に有効な「微生物」が数多く住んでいることが元気な野 菜を育てる第一条件となります。しかし、大量生産のために同じ畑で繰り返し 同じ野菜を育てていたら、土の中の微生物がもたらす「栄養分」がすべてなく なってしまいますよね。 そのため、微生物が多く住める環境を作るためにも、土壌の診断をして、必要 ならば手入をしてあげます。そして「活力ある土壌」を維持しています。


2.種子について
種子、とひとことで言っても「生育が早い」「色が綺麗」「形が揃っている」ものができることなど様々な特徴(長所)を持っています。反面、「少量しかできない」こと、必要以上に「手間がかかる」ことや「生育が遅い」など栽培することに適さない短所も持ち合わせています。 品種改良が繰り返され、ますますその特徴(長所)を生かした物が広く選択されるようになってきています。
私たちは、その中でも最も基本的であり、昔からある野菜本来の姿であることを目指しておりますので、味と栄養面を基準ポイントとし野菜ごとに一番良い種子を選択し、管理、使用しています。 また、遺伝子の組み換えをした種子は一切使わず、「自然なる健康」を追求しております。


3.肥料について
一般的に化学肥料とも呼ばれる「無機肥料」と聞くと、なんだか悪いイメージ があります。しかも今「有機」という言葉は美味しい野菜を語る上でのキーワードとなっています。
ところが実際、堆肥に代表される有機肥料のみで野菜を育てようとすると、莫大な時間と大量の有機肥料が必要となり、できあがった野菜はものすごく高値になってしまうのです。
そこで、有機肥料と無機肥料をバランスよく混ぜると、無理なく野菜が育ってくれるのです。つまり、無機と有機、お互いの良い所を併せ、相乗効果を持たせた肥料を作り野菜を栽培しております。当然、野菜によっても性格・性質が異なります。ですから、野菜ごとに配合内容を変えた専用肥料をつくり、使用しています。
あくまでも、私たちの思いは「野菜たち自身の力で育てる」こと。だから、肥料は最適なものを適量使用し、活力のある土壌から自力で栄養分を吸い上げて、たくましく元気な野菜に育てています。


4.農薬について
残留農薬の問題が大きく取り上げられ、不安を抱かれている方が多いと思いま す。しかし、皆さまも時には風邪をひいてしまうことがありますよね。そのような時、どうされますか。きっと悪化しないうちに、初期の段階で薬を服用されるのではないでしょうか。
野菜も同じです。どうしても必要な時にだけ日本のポジティブリストの基準値内の農薬を使うことで、症状が軽い段階で元気になります。そうすることで農薬の使用量も少なくて済みますし、野菜が元気なら農薬なんて使用せずに育てます。

ポジティブリストとは…
残留基準が設定されている農薬、すなわち「使用して良いもの」のみを一覧表にして示すという方式です。リストにない農薬の残留が検出された食品は流通が禁止されます。



5.栽培について
自社グループで管理する種子・肥料などの資材が、栽培の現場で本当に適切に使用されているかどうか、それが不明確だと安心することができません。ですから私たちは、栽培に関してもしっかりと管理しているのです。「いつ」「どこの農園で」「誰が」「何を」「どのくらいの量」使用したのかをすべてチェックし、記録にまとめています。適切な資材を、適切な方法で使用し、野菜に負担をかけることなく伸び伸びと育てております。


6.加工について
大切に育てた野菜は収穫後、すぐに工場へと運びます。(もちろん、この工場は、HACCP・ISO認証を受けております。) 自分たちで愛情を込めて育ててきた安心・安全な野菜だからこそ、衛生管理の行き届いた工場で新鮮なうちに加工します。従業員も皆、美味しくなるようにと心を込めて扱っております。安心してお召し上がりください。



このように農産物を生産して、加工工場までのすべての過程において使用する資材について自社グループで管理、製造をする総合作物管理(ICM=Integrated Corp Management)を行います。 ICMは、地域の土壌、気象や経済的に適した作物を環境に対する負荷が少なく、なおかつ長期的計画のもとで栽培管理をし、土壌診断・土地改良・施肥配合の他、総合有害生物管理(IPM=Integrated Pest Management)を行うことで最終的には総合農業管理(IAM=Integrated Agriculture Management)に到達します。

IPMとは…
有害生物個体群を適切な防除手段を相互矛盾しない形で駆使し、許容範囲内に減少させ、その許容レベルを維持するための管理システムと定義します。つまり、人畜、環境への影響はないままに、害虫の被害が出ないよう管理する方法を言います。


トップへ戻る
詳しくはこちら